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国画会正会員 笠原博司作
草木染 手織 吉野格子九寸名古屋帯
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国画会会員 笠原博司 吉野格子 手織り九寸帯

吉野格子九寸名古屋帯  「 萌黄 」
国画会正会員  笠原博司 作    草木染  手織 全通柄  

本 体 価 格  ¥506,000−のお品→  
開業100周年記念特価   ¥308,000ー
  ( 税込 / 御仕立て別 )


名古屋仕立て 御仕立て代  ¥16,500−  ¥324,500− ( 税込 / 御仕立て込み / 送料無料 )
開き仕立て  御仕立て代  ¥22,000−  ¥330,000− ( 税込 / 御仕立て込み / 送料無料 )

  

帯の仕立て方と その種類


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 「自然はデザインの天才である・・・」と云う笠原氏の創る吉野格子は、とても繊細です。
  繊細なのは、織は勿論のこと、その色合い、帯から放たれる色は表現の仕様がない色味を持っています。

  通常、精錬された生地や糸を購入して染めたり織ったりするのですが、
  笠原氏は精錬の一段階前の練りの段階から糸を自身で扱います。

  デリケートな草木染をするに当たり、糸の性質を見抜くには、練の段階から糸に関わる事が大切と考えているそうです。

  「糸をまず自分の側へ引き寄せる・・・」作業が染めの前にあるのです。
  「そうしないと、わざわざこの後にある工程である、手織りという仕事の意味が半減してしまう気がします」
  との思いから、手間を掛けて仕事をしています。

  その結果、出来上がるこの「萌黄」なのですが、
  他に見ぬ緑色をしており、正に春野の若芽の色合いです。

  また、笠原氏は同じ柄をたくさん作る作家さんではなく、1点1点に心が籠っております。
  本品は全4部作の内1点の「萌黄」であり、同じ柄は色違いで4本、この色は1本のみの製作です。

  本当の1点物の作品と言えます。

  ※文中「」内には、作者の思いをお伝えする為に、引用しております。

  国画会正会員とは・・・
  国画会では連続5回の入選で会友になれます。
  年1回の国展ですので最低でも5年掛かります。
  惜しくも5回目(5年)で入選出来なかった方は、再度5回(5年)のチャレンジが必要となります。
  もしくは通算10回の入選が必要です。
  会友→準会員→正会員となり、
  正会員になりますと応募作品の鑑査役となります。
  それだけ長年に渡り地道に真摯に創作活動をされてこられた作家さんと云えます。
  


 


  糸:   経 絹糸
       緯 絹糸・紬糸
  染料: 藍・揚梅皮・鬼胡桃・おひるぎ・山椿の実・梨・栗いが・化学染料

 
  〜笠原博司 略歴〜

  1959年  宮城県に生まれる
  1985年  本郷大二、本郷孝文両氏に師事する
  1990年  国展へ出品する
  2004年  (財)民族衣装文化普及協会より「きもの文化賞」受賞
  2006年  国画会会友に推挙される
  2008年  国画会準会員に推挙される
  現 在   正会員として創作活動しておられます



   江戸小紋 廣瀬雄一作 大根におろし金との組合せ

    黄八丈めゆ工房「市松織」 山下芙美子作との組合せ

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